2026.08.04
パーマをかけてしばらく経つと、だんだんカールが出にくくなってきます。かけた日はよかったのに、最近はなんだかぼんやりしている。そんなふうに感じることはないでしょうか。
これは自然なことです。パーマは日が経つにつれてゆるみます。ただ、ゆるんだから終わり、ではありません。出し方さえ知っていれば、まだしばらくきれいに使えます。
サロンでよくお伝えしている手順を、そのまま書いておきます。慣れれば5分もかかりません。
霧吹きを使って、全体を軽く湿らせます。目安は2割ほど。びしょ濡れにする必要はありません。
濡らしたら、手のひらで下から揉み込むようにしてカールを戻していきます。握って、離す。この動きです。こすったり、櫛でとかしたりはしません。
ここが大事なところです。濡れたまま、乾かさずにスタイリング剤をつけます。一度乾かしてからつけるのではありません。
ホイップを手のひらに取り、全体にまんべんなく揉み込みます。量の目安はこのくらいです。
お好みでヘアオイルやバームを重ねたら、あとはそのまま自然乾燥です。ドライヤーで乾かさないほうが、カールはきれいに残ります。
朝どうしても急ぐときは、弱風で、下から風を当てて持ち上げるように乾かしてみてください。強い風を上から当てると、せっかく戻したカールが伸びてしまうことがあります。
濡らしすぎないように気をつけてみてください。ここが一番多いつまずきどころです。水分が多すぎるとスタイリング剤が薄まってしまい、本来のキープ力が出にくくなります。ムラにもなりやすくなります。
「しっかり濡らしたほうが効きそう」と思いがちですが、実は逆で、2割ほどで足ります。
ここまでは「ゆるんできたパーマ」の話でした。もしかけた直後から思ったように出ないという場合は、スタイリングだけでは補いにくいこともあります。
そのときは、次に行かれたときに「もう少しカールが出ると嬉しいです」と伝えてみてください。次回の薬剤や巻き方の調整にそのまま使える情報なので、気軽に相談していただいて大丈夫です。
「取れた」と感じる状態には、実はいくつか違う原因があります。パーマが2〜3週間で取れたと感じたらで、見分け方を書いています。
パーマとくせ毛のためのスタイリングホイップ
手順2で使っているホイップです。ムースにありがちなパリパリ感とベタつきを抑えて、艶のある束感が出るように作りました。無香料なので、この記事の手順3で足すオイルの香りとも喧嘩しません。
くわしく見る※ 他のスタイリング剤でも手順は同じです。ムースやフォームタイプであれば、同じやり方で試せます。
フォーム・バーム・オイルの使い分けは、パーマのスタイリング剤、フォーム・バーム・オイルの選び方に書いています。